315円で謎の巨大スイカを買ってきたので1人で解体ショーした結果www


 

一週間ほど前、近所から豚肉を焼くいい匂いがしたので猛烈に急激な勢いでsoul food豚丼が食べたくなり、昼前に肉の買い出しに行った。

安くてディスカウントな、全勢力を生鮮と値下げにぶち込んだ最強の売鮮市場にて大量の肉と半額のタラコスパと焼きそばと青じそを購入してほくほく顔で帰ろうとしたその時だ。

 

私は、店の外で風にさらされ異様な雰囲気を放つその”ワゴン”を見つけてしまった。

 

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315円の巨大スイカに会場は戦慄した

 

試験販売

めむろ

十勝産

スイカ

299円(税込み315円)

 

 

”試験販売”

 

いったい何を試しているのだろうか。

マジックで手書きされたなんとも怪しげなポップと、その下に無造作に積み上がるラグビーボールのような形をした大小さまざまなスイカに私を始めとするその場の客は興味津々だった。

 

おじいちゃん
これなんだべ?
おじいちゃん
スイカ……だよね?
かえで
スイカですね
淑女
おいしいのかな……?

 

ワゴンのあまりの異様さに、仲良く話し始めるたまたま居合わせた客4人。

新品種っぽいめむろ十勝産スイカの正体を探ろうと、どこからともなく団結感が漂う異空間。

 

おじいちゃん
これ食べられるんだべか?
かえで
どうなんでしょうね……
おじいちゃん
いや~でっかいな~~
かえで
よいしょ……
みんな
買うんかいww

 

というわけで買ってしまった。

畑からそのまま持ってきた風のスイカだったので服が土だらけになったが、なんとかゲットすることができた。

 

巨大スイカを車まで抱えて運び、帰宅。

 

これがそのスイカだ。

何故か2つも買ってしまった。ここ最近で1番の失敗をしたかもしれない。

しかも1番大きいものと中の上くらいの大きさのものを選んでしまった。

これを可食人口2人でどうしようというのだろうか……?

そもそもこれは食べられるのか。

 

とにかくでかい。そして重い。

中学生の通学カバンよりもはるかに重たかった。重たすぎて成長期の背骨がS字に歪むので置き勉させてほしい。

 

間違って落としたら絶対に割れたろうし、足に落としたら指を骨折するだけじゃ済まないレベルで重たかった。

これは鈍器だ、かの少年ガンガンだ。

 

重さを量り忘れたのが悔しいが、10kgはゆうに超えていたと思う。

 

 

手を置くと、こう。

 

 

定規を置いてみた。

これは40cm測れる長いタイプだが、このスイカを測るには足りない。

 

このように40cm地点を指で差しながら定規を動かすと、このスイカの長径は46cmであることが分かった。

 

2周りほど小さい方も同じように測定してみると、こちらは40cmよりも長さが小さい。

 

36cmだった。

 

サイズ感は下の画像のとおりだ。

私の身長は167cm、胴長め、腕激長。

このスイカがどれほど大きいかが分かっていただけると思う。

 

影に写っているが、今日は助手を手配できなかったため三脚セルフタイマーにて終始1人で撮影をしている。

頑張ったので褒めてほしい。

 

準備

土を洗い流すべくスイカを洗った。

裏側が黄色いのは、おそらく、畑での栽培時に土に接地していて太陽に当たらなかったからだ。

通常、スイカを栽培する場合、全体を鮮やかな緑色に、そして柄がしっかり出るようにするために、玉がある程度大きくなってきたら土との接地面を変える「玉なおし」と呼ばれる技法を使う(男子のポジション直しと同じようなものと思っていただいてもたぶん差し支えない)

が、これは裏面がばっちり黄色いので、最初は手をかけて育てていたけど途中で何らかの理由で放置し、そのまま育ちすぎてしまったものだと思われる。

 

と、えらそうにうんちくを語ってはいるが、私が今季育てたスイカはカラスかなんかにやられてアリの食料になっている。

 

 

 

補足

ちなみに、家の中で洗わなかったのは、重たいスイカ(落として骨折りそう、しかも泥付き)を家の中に持ち込みたくなかったのと、シンクに未洗浄の使用済み食器が沈没していたからである。

 

そろそろ切るので敷物とテーブルとまな板と包丁を用意した。

 

台所で切らなかったのは、お外が晴れていてとてもすがすがしく気持ちよかったのと、調理台の上によく知らない物がたくさん乗っていてわざわざよけるのが面倒くさかったからである。

 

三脚onタイマーカメラのテストとスイカを切るときのシミュレーションを念入りにやっている様子。

これのおかげで本番で頭部が切れずに済んだ。

 

いよいよだよ、ラグビースイカを切るワナビー

見出しにワナビーと付けたが、これはラグビーとワナビーの語呂を最重要視したもので私はワナビーではない。

あと、まな板とスイカの比率がいい感じのため誤解しがちだが、このまな板は近所のホームセンターで一番大きいサイズである。つまりそういうことなのだ。

 

 

切ろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

皮が硬いのでなかなか半分にできない。

かぼちゃとは違い、硬そうに見えてそんなに硬くなく包丁でスッと切れるのがスイカだと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。

コロコロと転がるせいで、思い切り切ろうとしても力が分散してしまうため、かぼちゃよりもより切りづらく感じた。

腱鞘炎になりそうだったし、うっかりすれば流血事件にもなりそうだった。

でもこんなところで負けるわけにはいかない。

 

 

そしてついに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別に、100%食べられるものだと思っていたわけではなかった。

でも、でもだ。

手をかけるうちに愛着が湧いていたものの中味を開けるとこんな状態だったら、少し切ない。

 

ちょっとエロい。

 

 

 

こんなことになった。

当然だがこの瞬間も正面の道路ではトラックや乗用車がゆっくりと通行している。

呆然とした私は取り残されたみたいだった。

 

モザイク処理地獄
関係ないが、他の家と車ががっつり写り込んでしまいモザイクをかけまくることになってしまったので、今回は仕方がなかったが今後は撮影場所を考慮しようと思う。モザイク処理にかけた時間と気力でミニスーファミでもやりたかった。かかった日数は全部で5日、うち作業時間はたぶん4時間弱。モザイク処理作業がやりたくなくて、風邪を引いたなど理由をつけては寝ていた。 

 

切り分けるフェイズ

見てほしい。これがスイカの輪切りだ。

 

スイカに「す(空洞)」が入ってしまう原因には水不足や成長のし過ぎがある。

はつか大根も水をやらなかったり適度なサイズで収穫しなければひび割れるし「す」が入る。

それはきっと、人間も同じだ……。

 

謎の悟りを開いているうちにお気に入りのフシギダネの靴下にとうとう穴が開いているのを発見した。悲しい。

 

空洞部分は空気かなんかに触れていたんじゃないかと思う。

酸化が心配なので、その部分だけそぎ落とすことにした。

 

 

おそるおそる味見をした。

ちょっと繊維が丈夫な気がするがちゃんとスイカだった。おいしいというよりは安心した。

 

その後も作業は続行。

 

種のないカットスイカを作ってやろうと画策したり、

 

スイカスティックを作ったりもした。種がないので爽快な食べ心地だった。

 

 

そのうちに2回手を怪我したので、次は指が1本減るんじゃないかと怖くなってやめた。おいしいものは犠牲を伴う。

(調理中に手を怪我した際は、適切な手当てをした後、血液の付いた調理器具を洗浄し、調理を続行する場合は手袋をはめたりしないと黄色ブドウ球菌で食中毒になって倒れることがあるので気を付けられよ)

 

 

忘れてはいなかったが、スイカはもう1こ買っていた。もう疲れていた私は自分の愚かさを嘲笑するしかなかった。

 

それでもがんばって縦に切ったらこんなことになっていた。

もうやめてもいいだろうか。

 

 

戦果

カットスイカがこのくらいできた。

いちいち皮が硬かったのでここまで切るのに相当な苦労を要した。私がスポ根漫画みたいな気持ちになったのは言うまでもない。

 

食べられない部分も多かったが、買ったら600円ちょっとすると思うので、そこまで損はしていないのかもしれない。

 

すいかをどかした後のまな板だ。

なんとなくむごい。

私は何を切っていたのだろう。

 

 

こんな光景を見ることは二度とないかもしれないと思うとちょっと面白いな、と思いながら、まき散らされたスイカ汁を無言でぬれ拭きした。

 

 

ラグビースイカ野外解体ショーをふりかえって

いつも顔を合わせる近所のおしとやかなご婦人に庭でカメラを回しながらスイカを切る姿を目撃されてしまったのがかなり恥ずかしいが別に後悔も反省もしていないので勘違いしないでほしい。

 

あと、試験販売ワゴンにはもっと小さいサイズのスイカがあった。

それは普通に皮が柔らかくて切りやすく食べやすく身がぎっしりしていたかもしれない。

それを買えばよかったのかもしれないが時はすでに遅いし、スイカはしばらくいらない。

 

これを読んでくれているみなさんには、欲張らず小さいサイズを買うことをおすすめする。

315円(税込)だから小さくても十分お得だ。

試験販売だったのでこれからもこの値段で売られるのか・そもそもまた売るのかは分からないが、とにかく欲張るなと言いたい。

だって、切るときも書くときも疲れるから。

 

また試験販売があれば、今度は小さいサイズを買ってきて自分の仮設が正しかったと確信して感動する記事を書きたいと思った。

 

 

豚丼は14時半くらいに作って食べた。

試験販売がいったい何であったのかは今も謎に包まれている。


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